生ひ優る(読み)オイマサル

デジタル大辞泉 「生ひ優る」の意味・読み・例文・類語

おい‐まさ・る〔おひ‐〕【生ひ優る】

[動ラ四]成長するにつれて容姿が美しくなる。
「沼水に君は生ひねど刈るこものめに見す見すも―・るかな」〈平中・三七〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「生ひ優る」の意味・読み・例文・類語

おい‐まさ・るおひ‥【生優】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 成長するにつれて容姿が美しくなってゆく。美しく成長する。
    1. [初出の実例]「藤壺の御方よりもおひまさり給なむかし」(出典:宇津保物語(970‐999頃)蔵開下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android