生出山山頂遺跡(読み)おいでやまさんちよういせき

日本歴史地名大系 「生出山山頂遺跡」の解説

生出山山頂遺跡
おいでやまさんちよういせき

[現在地名]都留市四日市場 生出山

標高七〇一・四メートルの生出山山頂にある遺跡。第二次世界大戦中の松根油採取の際、土器が発見されたことから遺跡の存在が知られるようになった。昭和四六年(一九七一)に山頂部より約一〇〇メートル下がった緩斜面の調査が行われ、縄文時代早期の楕円押型文土器を伴う住居跡および小竪穴が四基検出された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 楕円形 出土 石鏃

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