生宮(読み)ナマミヤ

デジタル大辞泉 「生宮」の意味・読み・例文・類語

なま‐みや【生宮】

宮という名だけの、不遇な皇族
「都におはします―たちの」〈増鏡・さしぐし〉

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精選版 日本国語大辞典 「生宮」の意味・読み・例文・類語

なま‐みや【生宮】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「なま」は接頭語 ) 宮という名ばかりで、あまりぱっとしない皇族。時を得ない皇族。
    1. [初出の実例]「如此之生宮達、立板敷上」(出典古事談(1212‐15頃)一)

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