生毛体(読み)セイモウタイ(その他表記)blepharoplast

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「生毛体」の意味・読み・例文・類語

せいもう‐たい【生毛体】

  1. 〘 名詞 〙 寄生性鞭毛虫類の鞭毛の基部にある球形または短い棒状の小体。毛基体。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「生毛体」の意味・わかりやすい解説

生毛体
せいもうたい
blepharoplast

毛基体ともいう。トリパノゾーマその他の寄生性の鞭毛虫や藻類遊走子や上皮鞭毛細胞などの鞭毛の基部にみられる球形ないし短桿状の小体。鞭毛はこの小粒からつくりだされるとも考えられている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android