生江浜村(読み)おえはまむら

日本歴史地名大系 「生江浜村」の解説

生江浜村
おえはまむら

[現在地名]笠岡市生江浜・あさひおか

吉浜よしはま村の南にあり、東は入江を挟み西浜ようすな村。西隣のおおげ村地先の海浜を造成した新涯(干拓地)で、備後福山藩によって寛文九年(一六六九)に築かれたが、延宝二年(一六七四)に堤切れがあり、天和元年(一六八一)に反別測量が行われた。この時、鍬下的なものとして三割貢租が決まり、同六年に本免が課せられた(年未詳「御領分新涯覚」笠岡地方干拓史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android