干拓地(読み)かんたくち

精選版 日本国語大辞典 「干拓地」の意味・読み・例文・類語

かんたく‐ち【干拓地】

〘名〙 干拓工事をして作成した陸地。また、干拓して耕地牧地などに利用している土地。〔地方自治法(1947)〕

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デジタル大辞泉 「干拓地」の意味・読み・例文・類語

かんたく‐ち【干拓地】

干拓を行って造成した陸地。多く、農地牧草地などに利用される。→ポルダー
[補説]作品名別項。→干拓地

かんたくち【干拓地】[絵画]

洋画家東郷青児による油絵ベージュ基調に、横たわる女性帽子を被った男性の姿を描いたもの。昭和41年(1966)の作品。第51回二科展出品。東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館蔵。

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世界大百科事典(旧版)内の干拓地の言及

【干拓】より

…干拓という用語は1914年の耕地整理法によって定義され,それ以前は埋築,埋立てと混用されていた。造成された土地を干拓地といい,一般に外水面よりも低い。干拓は開墾の一種ともいえるが,堤防をきずき,地表水を排除して農地を造成する点が普通の開墾と異なる。…

【ポルダー】より

…低湿地の干拓によって生じた土地で,堤防に囲まれ,水位を調節できる干拓地。一般には,オランダ北部・西部,ベルギー北部の北海沿岸地域やライン,マース(ムーズ),スヘルデの河口デルタ地帯に見られるものをいう。…

※「干拓地」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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