生海布(読み)ナマメ

デジタル大辞泉 「生海布」の意味・読み・例文・類語

なま‐め【生海布】

なまの海藻。海にあるままの海藻。
「こゆるぎの海人あまあさりにやつれつついかなる時に―刈るらむ」〈忠見集〉

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精選版 日本国語大辞典 「生海布」の意味・読み・例文・類語

なま‐め【生海布】

  1. 〘 名詞 〙 干してないなまの海藻。海中に生えたままの海藻。
    1. [初出の実例]「こゆるぎの海人はあさりにやつれつついかなる時になまめかるらん」(出典:忠見集(960頃))

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