生覚(読み)なまおぼえ

精選版 日本国語大辞典 「生覚」の意味・読み・例文・類語

なま‐おぼえ【生覚】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「なま」は接頭語 )
  2. はっきりと記憶していないこと。いいかげんに覚えていること。うろおぼえ。
    1. [初出の実例]「よみたる歌などをだになまおぼえなるものを」(出典:枕草子(10C終)一六一)
  3. あまり気に入られていないこと。あまり深い恩寵は受けていないこと。
    1. [初出の実例]「中納言殿の御前の中に、なまおぼえあざやかならぬや、暗きまぎれに立ちまじりたりけん、帰りてうち歎きて」(出典:源氏物語(1001‐14頃)宿木)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む