生覚(読み)なまおぼえ

精選版 日本国語大辞典 「生覚」の意味・読み・例文・類語

なま‐おぼえ【生覚】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「なま」は接頭語 )
  2. はっきりと記憶していないこと。いいかげんに覚えていること。うろおぼえ。
    1. [初出の実例]「よみたる歌などをだになまおぼえなるものを」(出典:枕草子(10C終)一六一)
  3. あまり気に入られていないこと。あまり深い恩寵は受けていないこと。
    1. [初出の実例]「中納言殿の御前の中に、なまおぼえあざやかならぬや、暗きまぎれに立ちまじりたりけん、帰りてうち歎きて」(出典:源氏物語(1001‐14頃)宿木)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む