生駒家宝簡集(読み)いこまけほうかんしゆう

日本歴史地名大系 「生駒家宝簡集」の解説

生駒家宝簡集
いこまけほうかんしゆう

二冊

写本 東京大学史料編纂所

解説 生駒親正は天正一五年に豊臣秀吉から讃岐国を与えられ、以後一正・正俊・高俊の四代にわたって讃岐を支配したが、寛永一七年の生駒騒動によって讃岐一七万一千八〇〇石を没収され、出羽国由利郡矢島一万石に改易された。天正初年から正徳に至るまでの生駒関係文書を収め、讃岐時代のものが主であり数少ない生駒家関係文書である。本写本は明治二二年に生駒親忠所蔵本を写したものであるが、原本所在不明である。

活字本 新編香川叢書史料篇(二)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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