田中正鐸(読み)タナカ マスズ

20世紀日本人名事典 「田中正鐸」の解説

田中 正鐸
タナカ マスズ

明治〜昭和期の医師 第四高等中学校医学部教授。



生年
慶応1年8月22日(1865年)

没年
昭和8(1933)年3月27日

出身地
三河国(愛知県西尾)

学歴〔年〕
東京大学卒

経歴
福井県立医学校教頭など経て、明治26年第四高等中学校医学部教授となる。28年郷里・愛知県西尾で開業十二指腸虫を研究し、回虫駆除薬としてマクリ(海人草)を採用した。著書に「赤痢病即治療法」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「田中正鐸」の解説

田中正鐸 たなか-ますず

1865-1933 明治-昭和時代前期の医師。
慶応元年8月22日生まれ。福井県立医学校教頭などをへて,明治26年第四高等中学校医学部教授となる。28年郷里愛知県西尾で開業。十二指腸虫を研究し,回虫駆除薬としてマクリ(海人草)を採用した。昭和8年3月27日死去。69歳。東京大学卒。著作に「赤痢病即治療法」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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