田中精一(読み)タナカ セイイチ

20世紀日本人名事典 「田中精一」の解説

田中 精一
タナカ セイイチ

昭和・平成期の実業家 元・中部電力社長;元・JR東海会長。



生年
明治44(1911)年4月26日

没年
平成10(1998)年6月24日

出生地
佐賀県佐賀市松風町

出身地
福岡県福岡市中央区地行

学歴〔年〕
慶応義塾大学法学部〔昭和9年〕卒

主な受賞名〔年〕
藍綬褒章〔昭和48年〕,勲一等瑞宝章〔昭和60年〕,西ドイツ功労勲章大功労十字章〔昭和61年〕,東海テレビ文化賞(第22回)〔平成1年〕,土川元夫賞(第16回)〔平成2年〕

経歴
大学時代ボート部に所属。東邦電力(中部電力の前身)に入る。昭和37年取締役、41年常務、47年副社長、52年社長を経て、60年会長、のち相談役に就任。平成5〜7年JR東海会長。他にエフエム愛知、東海テレビ各取締役、Jリーグ・名古屋グランパスエイト会長、ナゴヤドーム会長、中部経済連合会会長、日本ワシタカ研究センター会長など多数兼任。昭和56年西ドイツ名誉領事。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「田中精一」の解説

田中精一 たなか-せいいち

1911-1998 昭和後期-平成時代の経営者
明治44年4月26日生まれ。昭和9年東邦電力(中部電力の前身)にはいる。37年取締役となり,52年社長,60年会長。中部経済連合会会長,中部新国際空港建設促進協議会代表理事,Jリーグ名古屋グランパス会長,ナゴヤドーム会長などをつとめ,平成5年JR東海会長。平成10年6月24日死去。87歳。佐賀県出身。慶大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

グレーゾーン解消制度

個々の企業が新事業を始める場合に、なんらかの規制に該当するかどうかを事前に確認できる制度。2014年(平成26)施行の産業競争力強化法に基づき導入された。企業ごとに事業所管省庁へ申請し、関係省庁と調整...

グレーゾーン解消制度の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android