田幡城跡（読み）たばたじようあと

日本歴史地名大系 「田幡城跡」の解説

田幡城跡
たばたじようあと

[現在地名]北区金城町一丁目

「寛文覚書」に「古城跡壱ケ所　先年越知(智)右馬允居城之由、今ハ百姓屋敷に成」とあり、「府志」以後の諸書は、林泉（りんせん）寺（旧称永泉寺）の境内がその城跡であると記す。林泉寺は熱田の田中（たなか）町から享保一二年（一七二七）に当地へ移ってきた曹洞宗の寺院で、城跡が百姓屋敷になっていた所へ建立したのであろう。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

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