田検村(読み)たきいんむら

日本歴史地名大系 「田検村」の解説

田検村
たきいんむら

[現在地名]宇検村田検たけん

芦検あしきん村の東方に位置し、集落焼内やきうち湾に臨む。屋喜内やきうち間切宇検うきえん方のうち。タキィンまたはタケンともよぶ。「大島私考」に宇検方一四ヵ村のうちとして「田検村」とみえ、高八二石余、うち享保内検後の開地は九斗余。明治二年(一八六九)一月四日の大火以来、流れ遊と称する厄払行事を行っており、シマ(村)全体で仕事を休み、屋外で煮炊きを行った。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 一節 軍艦

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android