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田舎老人多田爺(読み)いなかろうじん ただのじじい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「田舎老人多田爺」の解説

田舎老人多田爺 いなかろうじん-ただのじじい

?-? 江戸時代中期の戯作(げさく)者。
もと大坂の本屋で,宝暦の末ごろ江戸にうつった丹波屋利(理)兵衛とされる。明和7年(1770)ごろ,のちの洒落本(しゃれぼん)の定型となった「遊子方言」をかいた。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の田舎老人多田爺の言及

【遊子方言】より

…洒落本。田舎老人多田爺(いなかろうじんただのじじい)作。1770年(明和7)刊。…

※「田舎老人多田爺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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