田蓑(読み)タミノ

精選版 日本国語大辞典 「田蓑」の意味・読み・例文・類語

た‐みの【田蓑】

  1. 〘 名詞 〙 農夫などが田に出て働くときに着る蓑。
    1. [初出の実例]「田蓑壹伯領 直稲伍拾束」(出典:正倉院文書‐天平六年(734)一二月二四日・尾張国正税帳)
    2. 「たみのとも今は求めじ立ちかへり花の雫に濡れむと思へば」(出典:寛平内裏菊合(891頃か))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む