田角村(読み)たずみむら

日本歴史地名大系 「田角村」の解説

田角村
たずみむら

[現在地名]吉備町田角

かしこ村の北方高坪たかつぼ山の西腹に位置し、北は長峰ながみね山脈を挟んで海部あま百垣内ももがいと(現海草郡下津町)。慶長検地高目録によれば村高八三石余、小物成四斗五升七合。田殿組に属し、「続風土記」は家数三八、人数一四一、社寺として春日大明神社・天神社・八王子社、西楽さいらく(浄土真宗本願寺派)・薬師堂を記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android