由理郷(読み)ゆりごう

日本歴史地名大系 「由理郷」の解説

由理郷
ゆりごう

和名抄刊本に「日理」、高山寺本に「由理」とみえる。「続日本紀」宝亀一一年(七八〇)八月二三日条に由理柵がみえ、「延喜式」(兵部)諸国駅伝馬条によれば、由理駅には駅馬一二匹、伝馬六匹が置かれている。「吾妻鏡」文治五年(一一八九)九月七日条に平泉藤原泰衡の「郎従由利八郎」の名がみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む