甲斐農人町(読み)かいのうにんまち

日本歴史地名大系 「甲斐農人町」の解説

甲斐農人町
かいのうにんまち

[現在地名]甲斐町東かいのちようひがし六丁

甲斐町てら町の東にある農民居住区で(→農人町、農人町筋を挟む両側町。元禄八年(一六九五)泉州堺之図(堺市立中央図書館蔵)に「中筋村」とあり、堺廻り三ヵ村のうち中筋なかすじ村に田畑をもつ農民の居住区であった。同二年堺大絵図によると東頬二五筆・西頬一九筆からなり、東・西両頬の南寄りに各一所ずつ町会所があった。当町と市農人いちのうにん町との間の東出口を目口めぐちという(堺市史)。農人町筋西頬を中馬屋なかうまや町ともいった(文久三年堺大絵図)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む