(読み)サカイ

デジタル大辞泉の解説

さかい〔さかひ〕【堺】

大阪府中部にある市。大和川下流にあって、大阪市と隣接する。室町から江戸初期にかけて外国貿易の中心地として栄えた。現在は重化学工業が発達。名は摂津和泉河内にまたがり、それらの境に位置するところに由来。平成18年(2006)4月、指定都市となった。人口84.2万(2010)。
堺市の区名。大山(だいせん)古墳がある。
[補説]堺市の7区
北区、堺区、中区西区東区南区美原区

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大辞林 第三版の解説

さかい【堺】

大阪府中南部、大阪湾に面する市。指定都市。南北朝期以後港湾都市として発展し、特に応仁の乱後は日明にちみん貿易の根拠地として栄え、町政は三六人の会合えごう衆によって自治的に運営された。江戸時代は幕府の直轄領で、堺奉行が置かれた。現在、電力・鉄鋼・石油コンビナートなどが立地。

さかい【堺】

姓氏の一。

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精選版 日本国語大辞典の解説

さかい さかひ【堺】

[一] (和泉国と摂津、河内両国との境にあったために呼ばれた) 大阪府中部の地名。大和川を隔てて大阪市に隣接。古くから西高野、熊野などの街道が通じ、鎌倉時代から瀬戸内海要港として知られた。室町時代には対明、対南蛮貿易が盛んとなり、富商を中心とする自由都市を形成。豊臣秀吉徳川家康も共にここを直轄地とした。明治時代以後、綿糸、刃物の在来工業を基礎に金属、繊維の近代工業が発達。第二次世界大戦後は鉄鋼石油化学工業立地する臨海工業地帯が造成された。大鳥神社、家原寺(えばらじ)、百舌鳥八幡宮(もずはちまんぐう)、仁徳天皇陵などがある。明治二二年(一八八九)市制。
[二] 明治元年(一八六八)和泉国に置かれた県。同四年の廃藩置県後、河内国を合わせ、同九年には奈良県を合併したが、同一四年奈良県を分離して大阪府に編入。

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