申し直す(読み)モウシナオス

デジタル大辞泉 「申し直す」の意味・読み・例文・類語

もうし‐なお・す〔まうしなほす〕【申し直す】

[動サ四]よいようにとりなして申し上げる。
「下りはべるほどのいと待ち遠に苦しければにやとぞ―・す」〈・二七八〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「申し直す」の意味・読み・例文・類語

もうし‐なお・すまうしなほす【申直】

  1. 〘 他動詞 サ行四段活用 〙
  2. 申しあげて事態を好転させる。よいようにとりなして申しあげる。
    1. [初出の実例]「思ひしみにし心の直り難くて、かく本意なき目を見るこそ。御許、これ、なほ申直させ給へ」(出典:狭衣物語(1069‐77頃か)一)
  3. ( 「言い直す」の謙譲語 ) 前に言ったことを取り消して改めて申しあげる。〔日葡辞書(1603‐04)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む