デジタル大辞泉 「申し直す」の意味・読み・例文・類語 もうし‐なお・す〔まうしなほす〕【申し直す】 [動サ四]よいようにとりなして申し上げる。「下りはべるほどのいと待ち遠に苦しければにやとぞ―・す」〈枕・二七八〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「申し直す」の意味・読み・例文・類語 もうし‐なお・すまうしなほす【申直】 〘 他動詞 サ行四段活用 〙① 申しあげて事態を好転させる。よいようにとりなして申しあげる。[初出の実例]「思ひしみにし心の直り難くて、かく本意なき目を見るこそ。御許、これ、なほ申直させ給へ」(出典:狭衣物語(1069‐77頃か)一)② ( 「言い直す」の謙譲語 ) 前に言ったことを取り消して改めて申しあげる。〔日葡辞書(1603‐04)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例