申し訳(読み)もうしわけ

精選版 日本国語大辞典 「申し訳」の意味・読み・例文・類語

もうし‐わけまうし‥【申訳・申分】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 言いわけ。弁解。言い開き。申し開き。
    1. [初出の実例]「誠にみぢんに成た。扨申訳は何とするぞ」(出典:虎寛本狂言・附子(室町末‐近世初))
  3. 実質がなくて形ばかりであること。通り一遍であること。
    1. [初出の実例]「手近の枝を引寄せて〈略〉申訳ばかりに折りて」(出典:たけくらべ(1895‐96)〈樋口一葉〉七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む