日本歴史地名大系 「申物帳」の解説 申物帳もうしものちよう 二三冊原本 大谷大学解説 東本願寺の奏者を務めた粟津家によって記録されたもの。粟津家が取次いだ末寺・檀家(在家)の申物(諸免許物申請)や講中への御書(門主消息)下付などを記す。慶長二〇年―天和元年(寛永二年・三年、寛文一一年・一二年分欠)にわたる。なおこれに続く史料として「集会所日記」(東本願寺蔵)がある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報