精選版 日本国語大辞典 「男の子は父に付く」の意味・読み・例文・類語 おとこ【男】 の 子(こ)は=父(ちち)[=男(おとこ)]に付(つ)く 夫婦が離婚する場合、男の子は父が引きとる習いであったことをいう。多く、「女は母(女)に付く」との対句で用いる。「男にあれば父に付ける」とも。〔御成敗式目(1232)〕[初出の実例]「さあ御離縁になる上からは、譬にもいふ男(ヲトコ)の子(コ)は男(ヲトコ)に付くが世の習ひ」(出典:歌舞伎・出来龝月花雪聚(真田幸村)(1871)三幕) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例