画く(読み)かく

精選版 日本国語大辞典 「画く」の意味・読み・例文・類語

かくクヮク【画・劃】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙
    1. 易の卦(け)の文を表わす横の段、(陽)と(陰)との称。〔易経疏‐乾卦〕
    2. 漢字を構成する線で、一筆にかかれるもの。字画
      1. [初出の実例]「君臣風化之道、含上下画、夫婦義貞之行、蔵陰陽点」(出典:性霊集‐三(835頃)勅賜屏風書了即献表)
      2. 「画(クク)すくなくしてしかも字形楷正なれば」(出典:授業編(1783)一)
  2. [ 2 ] 〘 接尾語 〙 [ 一 ]の数を数えるのに用いる。
    1. [初出の実例]「コノ ジワ ジュウサン k'waku(クヮク)デ ゴザリマス」(出典:和英語林集成(初版)(1867))
  3. [ 3 ] 〘 接頭語 〙 ある語に冠して「くぎる」意をあらわす語。「画時代的

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android