留萌沖三船遭難事件

共同通信ニュース用語解説 「留萌沖三船遭難事件」の解説

留萌沖三船遭難事件

1945年8月22日午前、北海道・留萌るもい沖の日本海で、南樺太を出港した引き揚げ船3隻が旧ソ連海軍とみられる潜水艦に相次いで攻撃され、約1700人が死亡・行方不明となった。潜水艦は魚雷攻撃の後に浮上し、機銃掃射も浴びせたとされる。戦後、旧ソ連や継承国ロシアが公式に攻撃を認めたことはないとみられる。元横綱大鵬の故納谷幸喜なや・こうきさんも幼少期だった当時、3隻のうちの「小笠原丸」に乗船したが、中継地の北海道・稚内で下船し難を逃れたことで知られる。

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