異相変成作用(読み)いそうへんせいさよう(その他表記)allophase metamorphism

岩石学辞典 「異相変成作用」の解説

異相変成作用

新しい鉱物相の形成を含む変成作用[Eskola : 1939].原岩の複数の鉱物種が消費され反応して複数の鉱物種となったものである.この場合にでき上がった岩石と原岩とは鉱物組合せが異なるが,岩石全体としては同化学的の場合も異化学的の場合もある.変成岩では一般に原岩と鉱物組合せが異なるのが普通である.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む