異計(読み)いけい

精選版 日本国語大辞典 「異計」の意味・読み・例文・類語

い‐けい【異計】

  1. 〘 名詞 〙 珍しいはかりごと。すぐれている計略
    1. [初出の実例]「異計(イケイ)を廻(めぐ)らさんとて徒らに時日隔つならば」(出典源平盛衰記(14C前)一四)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐劉焉伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の異計の言及

【異安心】より

…仏教各宗派において,祖師の伝承にもとづく正統説と異なった見解,領解(りようげ)をいう。異流,異義,異計,邪義ともいう。とくに浄土真宗では,正統の安心を重んじ,異安心の排除に熱心であった。…

※「異計」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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