畳寄(読み)たたみよせる

精選版 日本国語大辞典 「畳寄」の意味・読み・例文・類語

たたみ‐よ・せる【畳寄】

[1] 〘他サ下一〙 たたみよ・す 〘他サ下二〙 物をたたんで一方によせる。また、折りたためるようになっている物をたたむ。
源氏(1001‐14頃)野分屏風なども皆たたみよせ」
[2] 〘自サ下一〙 たたみよ・す 〘自サ下二〙 大勢または多くのものが波状に押し寄せる。
※浄瑠璃・国性爺合戦(1715)五「韃靼夷聞きおぢして二の足に成所を畳(タタミ)よせて乗っとらん」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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