疎懶(読み)そらん

精選版 日本国語大辞典 「疎懶」の意味・読み・例文・類語

そ‐らん【疎懶・疏懶】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) なまけること。また、そのさま。無精(ぶしょう)怠惰
    1. [初出の実例]「想応高臥多疎懶、不銜花百鳥来」(出典:了幻集(1392頃)和韻天祐和尚)
    2. 「花桜の後へに附して、則花鳥篇と題号して、我疏懶の罪を謝することしかり」(出典:俳諧・蕪村文集(1816)花鳥篇序)
    3. [その他の文献]〔嵆康‐与山巨源絶交書〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android