怠惰(読み)タイダ

デジタル大辞泉 「怠惰」の意味・読み・例文・類語

たい‐だ【怠惰】

[名・形動]なまけてだらしないこと。また、そのさま。「怠惰な人」
[類語]怠慢横着無精懈怠懶惰怠ける怠るサボるずるけるだらける手を抜く手抜き骨惜しみ無為拱手きょうしゅ便便だらり便便のんべんだらりずぼらものぐさぐうたらだらしないしだらないぬらりくらりのらりくらりぬらくらのらくらだらだらちゃらんぽらんルーズぶらぶらごろごろちんたら無気力のほほん風太郎ぷうたろうその日暮らしふしだら自堕落のろのろもたもたぐずぐず投げ遣りレイジーイージーイージーゴーイング風の吹くまま気の向くまま油を売るまったり漫然たるむぬるま湯ぬるま湯につかる面倒臭い世話煩雑面倒厄介手数てかず手数てすう複雑煩瑣はんさ難しいうるさい煩わしいややこしいやかましいくだくだしいうっとうしいこうるさい気詰まりしち面倒しち面倒臭い難儀煩多錯雑錯綜さくそうしち難しい入り組む込み入る手が込む気が重い気が進まない気乗り薄うんざり億劫おっくう渋る大儀飽き飽き世話が焼ける手が掛かる冗長繁簡ごたごたもつれる入り乱れる紛糾ごっちゃ乱雑雑然

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精選版 日本国語大辞典 「怠惰」の意味・読み・例文・類語

たい‐だ【怠惰】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) しなければいけないことをなまけること。おこたること。気持がゆるんでだらけること。また、そのさま。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「怠惰(タイダ)して備なき時は必ず難生ず」(出典集義和書(1676頃)七)
    2. 「是故に、柔弱なる人、怠惰なる人、及び志向なき人には」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉五)
    3. [その他の文献]〔国語‐魯語下〕

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普及版 字通 「怠惰」の読み・字形・画数・意味

【怠惰】たいだ

なまける。〔商君書、墾令〕刑を重くして其の罪をねば、則ち(へんきふ)の民はず、很剛(こんがう)の民せず、怠惰の民游ばず、費の民作(おこ)らず。

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