疫気(読み)えきき

精選版 日本国語大辞典 「疫気」の意味・読み・例文・類語

えき‐き【疫気】

  1. 〘 名詞 〙 伝染し、流行する病。疫病。
    1. [初出の実例]「十七日読経於天下諸国。攘疫気也」(出典:続日本紀‐宝亀五年(774)二月壬申)
    2. 「是の如く修する者は疫気(エキキ)を患ることなく」(出典:地蔵菩薩霊験記(16C後)一)
    3. [その他の文献]〔阮瑀‐為曹公作書与孫権書〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「疫気」の読み・字形・画数・意味

【疫気】えきき

流行病

字通「疫」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android