精選版 日本国語大辞典 「痩さかむ」の意味・読み・例文・類語 やさ‐か・む【痩かむ】 〘 自動詞 マ行四段活用 〙 ( 「やさ」は「痩す」の語根 ) やせ衰える。やせかむ。やすかむ。[初出の実例]「痩屈(ヤサカ)み冷えしわが胸は」(出典:有明集(1908)〈蒲原有明〉信楽)痩さかむの補助注記「書紀‐垂仁二五年三月(熱田本訓)」に「身体(みむくろ)悉に痩(カサカミ)弱(よは)く、以て祭ことを能はず」とあるが「カサカミ」は「ヤサカミ」の誤写。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例