蒲原(かんばら)有明の第四詩集。1908年(明治41)1月、易風社刊。ソネット形式の「豹(ひょう)の血」8編をはじめ、創作詩48編、訳詩4編を収めている。なかでも「豹の血」に含まれる「智慧(ちえ)の相者(そうじゃ)は我を見て」「月しろ」「茉莉花(まつりか)」などは、さまざまな感覚が交錯し照応しあう、高度に象徴的な情調世界を歌った絶唱であり、また「秋のこころ」「滅(めつ)の香(か)」など、仏教を基調とする音楽的でしかも思索的な詩の傑作もある。有明の代表詩集であるとともに、わが国近代詩の最高の成果の一つである。
[渋沢孝輔]
『『定本蒲原有明全詩集』全1巻(1957・河出書房)』▽『渋沢孝輔著『蒲原有明論』(1980・中央公論社)』
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