白山沢銀山(読み)しらやまさわぎんざん

日本歴史地名大系 「白山沢銀山」の解説

白山沢銀山
しらやまさわぎんざん

[現在地名]秋田市上新城白山

白山川奥地の白山沢にあった。「梅津政景日記」寛永二年(一六二五)二月二八日条に次のようにある。

<資料は省略されています>

石かね八百貫目の請山であったが、その後の状況は不明。長坂千軒部落ながさかせんげんぶらく跡とよばれる地があり、鉱山町としてごく短期間賑ったといわれる。元禄一五年(一七〇二)の出羽国秋田領変地其外相改候目録(県立秋田図書館蔵)に「白山村之内銀山、(中略)古絵図ニ御座候処今度相改申処ニ捨リ申候、新絵図ニ相除申候」とあり、銀山は衰退したと思われる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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