白梅学徒隊

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白梅学徒隊

太平洋戦争末期の沖縄戦で、従軍補助看護婦として動員された旧制沖縄県立第二高等女学校4年の56人。うち22人が犠牲になった。校章白梅が名称の由来米軍上陸が迫る1945年3月24日、看護教育を打ち切られ、沖縄本島南部の八重瀬岳の野戦病院ごうに配置。負傷兵の手術の手伝いや切断した手足搬出、食事や排せつの世話を担った。戦況悪化による6月4日の解散命令で、激戦地に放り出された。一部は撤退先の壕で、米軍の猛攻撃を受け命を落とした。

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