上陸(読み)じょうりく

精選版 日本国語大辞典 「上陸」の意味・読み・例文・類語

じょう‐りく ジャウ‥【上陸】

〘名〙 船をおりて陸地に上がること。また、陸に上げること。
※財政経済史料‐七・経済・外国通商・外船外人取扱・文化四年(1807)四月一一日「クシュンコタンと申所へ、橋舟にて数多上陸」
西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉四「僅に少許船貨を上陸せし比、大風吹起り」

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デジタル大辞泉 「上陸」の意味・読み・例文・類語

じょう‐りく〔ジヤウ‐〕【上陸】

[名](スル)
船や海から陸に上がること。航空機空港に降り立つことにもいう。「岸に上陸する」「台風紀伊半島上陸する」
外国の文物が渡来すること。また、海外資本などが進出してくること。「ラップ音楽が日本に上陸」「外資系生命保険会社が相次いで上陸する」
日本の入国管理制度で、外国人1許可を受けること。入国2と区別していう。

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