白楡(読み)はくゆ

精選版 日本国語大辞典 「白楡」の意味・読み・例文・類語

はく‐ゆ【白楡】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 白皮のにれの木。〔岑参‐輪台即事詩〕
  3. 星の名。何をさすかは未詳
    1. [初出の実例]「犬繞雲中紅桂吠、鶏依天上白楡飛」(出典扶桑集(995‐999頃)九・北堂漢書竟宴各詠史得淮南王劉安〈橘在列〉)
    2. [その他の文献]〔杜甫‐大覚高僧蘭若詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android