橘在列 たちばなの-ありつら
?-? 平安時代中期の官吏,漢詩人。
文章(もんじょう)院に入学し才識抜群といわれる。門閥に縁がなく,30歳で文章生となったが学業をやめ安芸介(あきのすけ),弾正少弼(しょうひつ)をつとめた。親交をむすんだ源英明(ふさあきら)と「扶桑集」で唱和詩をよんでいる。天慶(てんぎょう)7年に出家。天暦(てんりゃく)7年(953)ごろ60歳余で死去したといわれる。字(あざな)は卿。法号は尊敬。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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