白榴石響岩(読み)はくりゅうせききょうがん(英語表記)leucit phonolite, leucitophyre

岩石学辞典 「白榴石響岩」の解説

白榴石響岩

火山岩リューサイトネフェリン,カリ長石を主成分として含むもので,一般にアルカリ輝石が存在する[MacKenzie, et al. : 1982].日本語訳の同じリューサイト響岩(leucitophyre)があり,フンボルトはリューサイトとオージャイトからなっていてネフェリンを含まないものを(leucitophyre)といった[Humboldt : 1837].しかし内容混乱があり,ローゼンブッシュは逆にネフェリンを含まないものを(leucite phonolite)とし,ネフェリンを含むものを(leucitophyre)としている.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android