白猪山(読み)しらいざん

日本歴史地名大系 「白猪山」の解説

白猪山
しらいざん

坂内さかない川の上流で標高八一九・七メートル。市域最高峰をなす。飯南いいなん飯南町のつぼねヶ岳ならびに堀坂ほつさか山と併せて三峰または三星と称する。明治一七年(一八八四)飯高いいたか大石おいし村に関する「地誌取調書」(大石町高田石生氏蔵)に「白猪嶽所在 大石村字白猪」として「形状 本村ノ西北ニ在リ、三村ニ跨リ之ヲ割有ス、概ネ本郡坂内村十分五、同郡深野村十分三、本村十分ノ七、本村地内ニ樹木ナシ、郡中屈指ノ大岳ニシテ、近郷ニ之ニ亜グモノ、上仁柿村局ケ嶽・伊勢寺越阪山ナリ」とあり、「高 弐百五拾六丈」「登路 本村字タコヨリ登ル、最モ嶮岨ヲ極リ、嶽上マデ里程廿四丁」とみえている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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