白鱚(読み)しろぎす

精選版 日本国語大辞典 「白鱚」の意味・読み・例文・類語

しろ‐ぎす【白鱚】

〘名〙 キス科の海産魚。全長三六センチメートルに達するが、普通は二五センチメートルくらいまで。体は細長い円筒形。体色は淡黄色または淡青褐色。内湾から外洋に面した沿岸の砂底に生息する。ゴカイ類などの底生動物を食べる。危険を感じると、砂中に潜る習性がある。北海道南部以南、九州までと、台湾に分布する。産卵期は夏で、浮遊卵を産む。旬は夏。塩焼、テンプラ、フライ刺身などにする。きす。まきす。きすご。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「白鱚」の解説

白鱚 (シロギス・シラギス)

学名Sillago japonica
動物。キス科の海水魚

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android