百六韻(読み)ヒャクロクイン

デジタル大辞泉 「百六韻」の意味・読み・例文・類語

ひゃくろく‐いん〔‐ヰン〕【百六韻】

による漢字分類の一。宋の劉淵りゅうえんによる107韻の「平水韻」を、元代に修正して106にしたもの。明・清以来作詩標準に用いられ、これも「平水韻」と称せられる。

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関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「百六韻」の意味・読み・例文・類語

ひゃくろく‐いん‥ヰン【百六韻】

  1. 〘 名詞 〙 音韻による漢字分類の一つ。「平水韻(へいすいいん)」の別称。百七韻の平水韻を、元代に修正して一〇六としたもの。明・清以降の中国の詩や江戸時代漢詩などは、すべてこれによっている。

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