百矢(読み)モモヤ

デジタル大辞泉 「百矢」の意味・読み・例文・類語

もも‐や【百矢】

矢櫃やびつに100筋入れた矢。また、たくさんの矢。
「―の中より只二筋抜いて」〈太平記・一七〉

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精選版 日本国語大辞典 「百矢」の意味・読み・例文・類語

もも‐や【百矢】

  1. 〘 名詞 〙 矢櫃(やびつ)に一〇〇本入れた矢。
    1. [初出の実例]「白鳥の羽にてはぎたる矢の十五束三臥せ有けるを、百矢(モモヤ)の中より只二筋抜て」(出典:太平記(14C後)一七)

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