百種(読み)モモクサ

デジタル大辞泉 「百種」の意味・読み・例文・類語

もも‐くさ【種】

たくさんの種類。さまざま。くさぐさ。
「この花のひとよの内に―のことこもれるおほろかにすな」〈・一四五六〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「百種」の意味・読み・例文・類語

もも‐くさ【百種】

  1. 〘 名詞 〙 種々。さまざま。くさぐさ。
    1. [初出の実例]「取り続き 追ひ来るものは 毛々久佐(モモクサ)に 迫め寄り来る」(出典万葉集(8C後)五・八〇四)
    2. 「ももくさにみだれてみゆる花のいろはただ白露のわくにやあるらん」(出典:蜻蛉日記(974頃)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む