百緡(読み)ヒャクザシ

精選版 日本国語大辞典 「百緡」の意味・読み・例文・類語

ひゃく‐ざし【百緡】

  1. 〘 名詞 〙 一文銭百枚を緡(さし)に通したもの。実際には正味九六枚で、百文に通用した。
    1. [初出の実例]「やいやい百ざしになはずとも貫ざしになへ」(出典:狂言記・緡縄(1660))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android