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一文銭 いちもんせん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

一文銭
いちもんせん

一般に一銭といえば,おもに江戸時代の「寛永通宝」の一文銭をさす。素材は銅,鉄,真鍮。金銀貨と並び使われたが,最低額の貨幣として,数百種類鋳造され,最も大衆性をもった。明治4 (1871) 年に新貨幣制度になると,新貨一厘銭にあてられた。

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デジタル大辞泉の解説

いちもん‐せん【一文銭】

1個1文の穴あき銭。江戸時代の最小単位の通貨。
きわめてわずかの銭。
紋所の名。1の形を図案化したもの。

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大辞林 第三版の解説

いちもんせん【一文銭】

一枚が一文にあたる穴あき銭。時代により各種発行された。明治時代には一〇枚が一銭とされた。
きわめてわずかな銭。 「 -か生爪なまづめか(=一文銭ヲ出スノト生爪ヲハガスノトガ同ジクライ苦痛ダトイウ程ケチデアルコト)」 「 -を割って使う(=ケチノタトエ)」

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世界大百科事典内の一文銭の言及

【円】より

…東洋世界での銅銭の原基となった唐の開元通宝(621鋳造)の量目を,宋以降に新たな単位として匁または銭とよんだ。日本の銅銭,和同開珎も寛永通宝も当初量目が一匁のゆえに,これらを一文銭とよぶ。明治政府は補助単位の基本通貨に銅貨をあてることにしたので,中国の故知にならい銭を採用した。…

※「一文銭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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