皇極経世書(読み)こうぎょくけいせいしょ(その他表記)Huang-ji jing-shi-shu

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「皇極経世書」の意味・わかりやすい解説

皇極経世書
こうぎょくけいせいしょ
Huang-ji jing-shi-shu

中国北宋邵雍 (しょうよう) の著書。 12巻。堯の即位から後周末年の世宗6 (959) 年までの生成変化を易などを活用しながら数理を広範に用いた独自の方法で説明している。明代の『性理大全』 (1415) に収載

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世界大百科事典(旧版)内の皇極経世書の言及

【邵雍】より

…一生任官せず,洛陽で市井の隠者として終わったが,司馬光,富弼(ふひつ)といった政界の重鎮や,程子兄弟(程顥(ていこう),程頤(ていい))などの学者と交友。その主著《皇極経世書》では壮大な宇宙論的歴史観を展開し,特異な詩集《伊川撃壌(げきじよう)集》では自由人の喜びを率直にうたいあげる。彼は道学(のちの朱子学)の系譜からややずれるものの,その易学は朱熹(しゆき)に大きな影響を与えた。…

※「皇極経世書」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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