コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

邵雍 しょうよう Shao Yong

4件 の用語解説(邵雍の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

邵雍
しょうよう
Shao Yong

[生]大中祥符4(1011)
[没]煕寧10(1077)
中国,北宋の学者,詩人。共城 (河南省) の人。字,堯夫 (ぎょうふ) 。その諡によって邵康節と呼ばれることも多い。幼少から才名が高く,李之才から図書,天文,易数を学んで,仁宗の嘉祐年間に,将作監主簿に推されたが固辞し,一生を市井の学者として終った。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

しょう‐よう〔セウ‐〕【邵雍】

邵康節(しょうこうせつ)

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

しょうよう【邵雍 Shào Yōng】

1011‐77
中国,北宋時代の哲学者,詩人。康節はその諡(おくりな)。一生任官せず,洛陽で市井の隠者として終わったが,司馬光,富弼(ふひつ)といった政界の重鎮や,程子兄弟(程顥(ていこう),程頤(ていい))などの学者と交友。その主著《皇極経世書》では壮大な宇宙論的歴史観を展開し,特異な詩集《伊川撃壌(げきじよう)集》では自由人の喜びを率直にうたいあげる。彼は道学(のちの朱子学)の系譜からややずれるものの,その易学は朱熹(しゆき)に大きな影響を与えた。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

邵雍
しょうよう
(1011―1077)

中国、北宋(ほくそう)の思想家。字(あざな)は堯夫(ぎょうふ)、諡(おくりな)は康節(こうせつ)。祖先は河北省范陽(はんよう)の人、父古(こ)(986―1064)の代に河南省共城に移った。共城近郊の蘇門山(そもんざん)百源に庵(いおり)して学問に励み(よってその学派を百源学派とよぶ)、李之才(りしさい)(980―1045)から「図書先天象数の学」を授けられ、これを継承しながら「先天易(えき)」と称する易学を樹立した。生涯官途につくことはなく、30歳後半洛陽(らくよう)に移り、伊水の上(ほとり)、安楽窩(あんらくか)と称する庵に住し、安楽先生と号して悠々自適の生活を送った。北宋政界の元老司馬光(しばこう)・富弼(ふひつ)らと親交があり、程(ていこう)・程頤(ていい)や張載(ちょうさい)はその学侶(がくりょ)であった。その思想的営為の根幹にあるものは「観物」で、人間存在のありさまとその意味を体系的に把握し、世界を経綸(けいりん)する「道」を明らかにすることを目ざした。かかる思索は道学の形成にかかわり、のちに北宋の五子の一人に数えられた。主著『皇極経世書(こうきょくけいせいしょ)』は「数」の哲学を駆使しながら、宇宙の生成展開を通観して編年に治乱興亡の事を記す歴史年表をつくり、詩集『伊川撃壌集(いせんげきじょうしゅう)』は思想詩をその特徴とする。[大島 晃]
『三浦国雄著「皇極経世書」(『中国文明選12 史学論集』所収・1973・朝日新聞社) ▽今井宇三郎・大島晃・福田俊昭著「邵康節」(『朱子学大系 第2巻 朱子の先駆 上』所収・1978・明徳出版社)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の邵雍の言及

【易学】より

…この仕事は自己の哲学によって《易》を解釈したもので,そこには程頤晩年の深い思索の跡が刻まれており,正弼注とならぶ義理易の双璧である。この時代にはまた一方で,象数易の再生を企てた邵雍(しようよう)(康節)が現れたことも看過できない。南宋の朱熹(子)は《周易本義》を著し,《易》は卜筮(ぼくぜい)の書にほかならぬと主張した。…

【先天図】より

…中国,北宋の思想家邵雍(しようよう)(康節)が作成した図表。彼は《易経》が今の形にまとめられる以前に,伏羲(ふくぎ)が作った原初的な易があったはずだと考え,それを〈先天易〉と呼んでのちの〈後天易〉と区別し,それをいくつかの図によって復元しようとした。…

【釣り】より

…しかし,海区における釣りには,まだこうした徹底した規制,保護対策はほとんどみられない。
【釣道具】
 釣道具の種類については北宋の学者邵雍の《漁樵問対》から〈釣りに六物あり,一,具わらざれば魚得べからず〉がよく引用されるが,その六物とは釣りざお,釣糸,釣針,うき(浮き),おもり,餌を指している。
[釣りざお]
 西洋では材木でつくった長くて太いものが使われていたが,18世紀には熱帯アメリカ産の弾力のある木を用いた張合せのものや竹製のものがつくられ,格段の進歩を示した。…

【プラトン数】より

… このように12960000は,それ自体聖数である象徴性の高い数字から成るばかりでなく,小宇宙(ミクロコスモス)たる人間と大宇宙(マクロコスモス)の生成・発展・回帰にかかわり,それを統御する数と考えられ,特別の関心が払われてきたのであった。その意味で,インドにおける第2番目のユガであるトレーター・ユガが1296000年,中国北宋の学者邵雍(しようよう)が《皇極経世書》で述べる一元が129600年と,桁こそ違えプラトン数と不思議な暗合を示すことは興味深い事実であり,古代バビロニアにさかのぼる聖数観の東西への伝播も推測される。 なおプラトンの名が冠せられるものに〈プラトン立体Platonic solid(body)〉として知られる図形がある。…

※「邵雍」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

邵雍の関連キーワード池上鎌三邵康節張載程頤程顥トマスアクィナスベルクソン川合貞一山元一郎薗田坦

今日のキーワード

ネコノミクス

猫が生み出す経済効果を指す造語。2012年に発足した安倍晋三内閣の経済政策「アベノミクス」にちなみ、経済が低迷する中でも猫に関連するビジネスが盛況で、大きな経済効果をもたらしていることを表現したもの。...

続きを読む

コトバンク for iPhone