デジタル大辞泉 「益荒男の」の意味・読み・例文・類語 ますらお‐の〔ますらを‐〕【▽益▽荒▽男の/丈=夫の】 [枕]ますらおが常に手結たゆいをつける意から、「たゆひ」にかかる。「―手結たゆひが浦に海人娘子あまをとめ」〈万・三六六〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「益荒男の」の意味・読み・例文・類語 ますらお‐のますらを‥【益荒男の・丈夫の】 枕 地名「手結(たゆひ)が浦」に続く。ますらおの手結の意で同音の地名にかかるという。「手結」は袖口を結ぶこと。[初出の実例]「我が漕ぎ行けば 丈夫乃(ますらをノ) 手結が浦に 海人娘子 塩焼く煙」(出典:万葉集(8C後)三・三六六) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例