盗を売る(読み)ぬすみをうる

精選版 日本国語大辞典 「盗を売る」の意味・読み・例文・類語

ぬすみ【盗】 を 売(う)

  1. 遊女などが客がついていながらひそかに抜け出て他の席で花代を稼ぐ。また、抜け出て間夫(まぶ)に会う意にもいう。
    1. [初出の実例]「朝なをし・五つ迎ひ・四つ明・九つだちの、ぬすみを売(ウ)るのと」(出典洒落本・龍虎問答(1779))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android