盗を売る(読み)ぬすみをうる

精選版 日本国語大辞典 「盗を売る」の意味・読み・例文・類語

ぬすみ【盗】 を 売(う)

遊女などが客がついていながらひそかに抜け出て他の席で花代を稼ぐ。また、抜け出て間夫(まぶ)に会う意にもいう。
洒落本・龍虎問答(1779)「朝なをし・五つ迎ひ・四つ明・九つだちの、ぬすみを売(ウ)るのと」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android